その１０
ホテルのイメージも一通り分かったので、観光へ。フィレンチェは二度目。一回目は15年前なのでほぼ初とも言えそうだが、初めてのフィレンチェは初ヨーロッパで来たので印象深く、まあそれだけ感動できたのだが、前回行った所はスルーする予定。
時間があればゼロから回りたいのは山々なのだが、今回のフィレンチェ滞在は二泊三日。そして翌日は日帰りでチンクエテッレツアーに参加するので終日不在。翌々日は昼前のフライトなので半日もない。よってドゥオモの登ったり、その隣の鐘楼に登ったり、ウフィッティ美術館に行ったりというベーシックなフィレンチェをする時間はなさそう。（前回訪問済だし。）
まずは前回行けなかった（知らなかったの方が正しい）ヴェッキオ宮殿へ。
元々はメディチ家の宮殿だったらしく、まあフィレンチェはほとんどメディチ家。
ここは塔に登ると絶景ということでとりあえず中へ。
中庭からしてすごく手が込んでて、さすがメディチ家。
ここから奥へ進んでいくと、チケットカウンターがある。ガイドブックによると結構チケットカウンターが混むとか書いてあったが、時間が夕方16時を過ぎていたせいか実際には意外とあっさり購入ができた。何種類かあったが、塔と宮殿の中に加えてローマ遺跡発掘？みたいなオプションが付いたチケットを購入。
塔に登りたい気持ちが強かったが、チケットカウンターからすぐの所にローマ遺跡の入り口があったのでそちらへ。地下に向かう階段を降りていくと↓
今まさに発掘しているようではないが、発掘現場らしき光景。
壁をスクリーンに見立てて昔のローマ時代を再現。
まあテルマエロマエみたいな服装。市村正親が出てきそうｗ
ただ、こういう遺跡って歴史を知りながら思いを馳せられる人はいいけど、残念ながら小職はローマ時代の遺跡見ても所詮テルマエくらいしか思いつかないほど知識しかないので早々に退散。
ローマ遺跡で（無駄に？）時間を食ったので巻き気味で塔へ向かう。
階段を数十段上った所で渋滞が。どうやら塔は入場制限があって、塔の上から降りた人数をトランシーバーで搭乗口に伝えてその人数だけ塔へ入場できるというシステムのようだった。
途中並んでるとチケットを持たずに登って来た人がチケットを下で買えと言われ意気消沈している光景を何回か見た。確かに無駄に二往復するのはちょっと疲れるほどの階段だった。
しばらく待っていると、LINEは鳴った。「令和おめでとう！！」。フィレンチェはちょうど17時。日本は24時だ。ついに時代は平成から令和へ。
まさか令和になる瞬間をフィレンチェで迎えるとは！！そして絶景を前にしてではなく、絶景を前にする前に並んでる瞬間に。。。。その分印象には残ったけど。
Happy New Year（？Era）からほどなく、塔への搭乗許可が出たので頂上へ。
なかなかきつい階段をどんどん上っていくと途中の小窓から↓な景色が。
ちょっと拡大してみると↓
こんな遊びをしている間に汗がどんどん出てきたので先を急いでいよいよ頂上へ！
まずはドゥオモ側。ここから反時計回りに一周！！
そして一周してドゥオモ。
ヴェッキオ宮殿知らなかったけど、ドゥオモと鐘楼を一気に見られるって穴場？
って自分が知らなかっただけだろうけど、高さ的にもドゥオモからの距離的にもここから見るのはすごく美しい。そして高いだけあってヴェッキオ橋を始め、フィレンチェの街を見下ろせるロケーション。夕方だったせいかあまり並ばずに登れた（ちなみ途中通ったドゥオモと鐘楼は大渋滞）ので、フィレンチェに来た際は是非に！！
＜その１１ ヴェッキオ宮殿 五百人広場～フィレンチェ ディナーへ続く＞
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